■ ID | 868 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 不法投棄現場における場内井戸を用いた支障除去対策 |
■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 磯部友護 埼玉県環境科学国際センター 川嵜幹生 埼玉県環境科学国際センター 土田保浩 埼玉県環境部産業廃棄物指導課 照井和夫 埼玉県環境部産業廃棄物指導課 下村達也 東急建設 椿雅俊 東急建設 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第19回廃棄物学会研究発表会、平成20年11月21日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物の一部撤去が行われた埼玉県内の不法投棄現場を対象として、施工速度に優れた鋼管ケーシング工法により複数の場内井戸を設置した。この井戸を用いて内部温度やメタンガス濃度等をモニタリングすることにより、高活性エリアの把握や、内部の分解状況を推定することが可能となった。また、塩化第二鉄溶液を場内井戸に注入することにより、有毒ガスである硫化水素の濃度を迅速かつ劇的に低下することが確認された。このことから、場内井戸は内部状況の把握だけでなく硫化水素ガス発生時の対策にも活用できる多目的井戸であることが示された。
さらに、塩化第二鉄溶液注入時に比抵抗探査モニタリングを行い、比抵抗変化率の鉛直地下分布を求めることにより、注入状況を可視化でき、支障除去対策の支援技術としての有効性が示された。 |
■ キーワード | 不法投棄、生活環境保全上の支障、硫化水素、安定化 |
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